カテゴリ
以前の記事
2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2006年 09月 2006年 08月 リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年 03月 05日
怪談話にはまっています。 色々な書物を漁ってはその地方特有の怪談話や妖怪等を調べては楽しんでいます。 まだまだ知らない事はたくさんあるのだ。 四谷怪談とか。大筋は知っていても意外と大事な所が抜けていたりするものです。 日本のホラーの秀逸な点はどの作品をとっても「世の中で一番怖いのは人間である」と言う教訓がある所でしょう。 幽霊がただの娯楽、或いは見世物になっていないのだ。 日本の美徳ですよね。 妖怪なども調べていくと、裏に色々な事情が垣間見る事が出来たりする。 子供に危険な場所へ一人で遊びに行かせない為の親心から生まれた造話か、間違いを犯さない為の戒めか、そう言ったサクセスが紐解けるようで面白い。 同時に当時の人々の暮らしぶりも見えてきたりする。 まさに妖怪は歴史のパズルなのだ。 ホラーとはこういった側面も持っている。 だから好きなのだ。 また、落語にもホラーな噺が結構あったりします。 中でも興味深い噺は「頭山」という演目です(上方落語ではさくらんぼと言うらしい) この噺がホラーというよりは何やら不気味でつかみ所のない噺でして、江戸版SFストーリーと言っても良いでしょう。 ざっくりと噺の内容を。 気短な(あるいはケチな)男がサクランボを種ごと食べてしまったため、種が男の頭から芽を出して大きな桜の木になる。 近所の人たちは大喜びで男の頭に上って、その頭を「頭山」と名づけて花見で大騒ぎ、男は頭の上がうるさくて苛立ちのあまり桜の木を引き抜いてしまい、頭に大穴が開いた。 ところがこの穴に雨水がたまって大きな池になり、近所の人たちが船で魚釣りを始めだす始末、釣り針をまぶたや鼻の穴に引っ掛けられた男は怒り心頭に発し自分で自分の頭の穴に身を投げて死んでしまう。 何か変なストーリーですよね。 オチの輪郭がはっきりしていないような、話を聞いた後の後味の悪さたらない。 でも、たまらなく魅力的な話です。 ホント、日本文化あなどれなしだぜ。 今日はラブバズレコーディングです。 行ってきます〜。
by lovebuzzbob
| 2013-03-05 16:00
|
ファン申請 |
||